今からちょうど2年前の2018年11月。1人の高校生がドイツに降り立った。
現在SGへーヒストで正GKを務める杉浦拓巳である。
昨シーズンの冬に現チームに加入し、瞬く間にスタメンの座を勝ち取った。今シーズンも開幕から全試合フル出場中で、上位に位置するチームに欠かせない存在となりつつある。
高校卒業と同時にドイツでプレーをしているが、そのキッカケとなったのが2018年11月当時高校3年生だった時に経験したドイツへの短期留学だった。
高校卒業後、海外でプレーすることを考えていた杉浦選手はドイツのサッカー環境がどういったものなのかを自分の目で確かめるべく、2週間ドイツへと渡った。
実際にチーム練習への参加やドイツ人GKコーチによるマンツーマントレーニングを行い、サッカー大国であるドイツのサッカーに触れ、またブンデスリーガやヨーロッパリーグの試合観戦などではサポーターやスタジアムの熱気を肌で感じることができた。
そしてドイツでの2週間の経験を経て、高校卒業後にドイツでプレーすることを決意。
このように長期で海外でプレーしたい場合は、短期留学で実際にその国を見ることは非常に大切なことである。なぜなら、大きな期待を膨らませたばかりに自分のイメージと違う場合があるからだ。
学生や未成年にとって安くない費用を払っているにも関わらず、良いイメージばかりが先走り、「思ってたのと違う」と後悔してからだと遅い。
それを防ぐ為にも事前にその国の環境を知っておくことは欠かせないことだろう。
マンツーマントレーニングの様子はこちら👇
【留学内容】
・ドイツ人コーチによるプライベートトレーニング
・ドイツチーム練習参加
・ドイツ語講座
・ブンデスリーガ練習見学
・ブンデスリーガ試合観戦(フランクフルト対ヴォルフスブルク)
・ヨーロッパリーグ(フランクフルト対マルセイユ)
・ドイツ・オランダ観光