はじめに
神奈川県にある星槎国際高等学校のサッカー部が2月19日〜26日の約1週間、海外遠征でドイツに来ました!
星槎国際高等学校は、日本人初のブンデスリーガプレーヤーである奥寺康彦氏が星槎学園名誉校長とサッカー部のマイスターを務め、さらに元ドイツ代表としてワールドカップ優勝経験のあるピエール・リトバルスキー氏がサッカー部テクニカルアドバイザーを務めています。今回の遠征ではブンデスリーガのユースチームをはじめ、街クラブと親善試合を行ったり、ドイツ代表の試合観戦を行いました。
今回はドイツ遠征の様子をご紹介。
それでは、遠征の様子をご紹介していきます!


【ドイツ遠征内容】
●ブンデスリーガユースと練習試合
 - vs 1.FC KÖLN international

●街クラブユースと練習試合
 - 
vs 1.FC-TSG Königstein U19(U19ブンデスリーガ2部)

●ブンデスリーガ観戦(1部)
 - フランクフルト vs ヴォルフスブルク

●スタジアムツアー
 - Deutsche Bank Park(アイントラハト・フランクフルト ホームスタジアム)

●ドイツ観光
 - フランクフルト市内

●ドイツ平和村訪問


_____________________

【ドイツ遠征 | 短編】星槎国際高等学校サッカー部が1週間のドイツサッカー遠征を実施!

_____________________

【ドイツ遠征 | 長編】星槎国際高等学校サッカー部が1週間のドイツサッカー遠征を実施!

_____________________

【1日目 2/19】

サッカー部46名(選手44名 スタッフ2名)がフランクフルト国際空港に到着。
到着後はホテルへと向かい、活動開始は次の日からとなります!

 


【2日目 2/20】

長旅から一夜明けた2日目はこの遠征の中での大一番、1.FCケルン インターナショナルとの一戦の日です。
このチームはブンデスリーガの1.FCケルンのインターナショナルプロジェクトチームです。
世界各国から選りすぐりの選手たちが集まったチームを相手に善戦するも、体格の違いやスピード感の早さに対応しきれず惜しくも敗戦。
ですが、普段は経験できないようなレベルの高い相手との試合で試合の中でも選手たちは成長を感じさせてくれました。

 


【3日目 2/21】

3日目は午前中に練習を行い、午後に街クラブである1.FC-TSG Königstein U19との試合を行いました。Königsteinはアイントラハト・フランクフルトと育成提携を結び、U19ブンデスリーガ2部に所属する強豪チームです。
一つ上の年代で体格やスピード感もこれまでの前日とは比べものにならないほどの差があり、なかなか自分たちのペースを掴むことができずに、敗戦。ドイツサッカーのレベルを知らされた試合となりました。彼らのようなレベルの高いプレイヤーでもトップチームでは4部や5部などでプレーするということを考えると改めてドイツの水準の高さを知らしめられました。

 

 

【4日目 2/22】

4日目は午前中にトレーニングを行い、午後はSVヴァルトホーフ・マンハイムと対戦。このチームはトップチームがドイツ3部の3.リーガに所属している強豪チームです。そのU18チームと対戦。ドイツ遠征3試合目ということもあり、段々ドイツサッカーの強度やスピード感にも慣れてきたのか、要所要所で相手を上回る場面も多く、本遠征の中でベストマッチと言える出来だったと思います。
この試合がドイツ遠征の中で最後の試合となりましたが、普段はなかなか経験できないスピード感・フィジカルなどに徐々に適応し3日連続の試合の中でも疲労を感じさせないパフォーマンスを選手たちは見せてくれたと思います。


【5日目 2/23】

5日目は試合はなく、ドイツ国際平和村にいきました。
ドイツ国際平和村(Deutsche Friedensdorf)は、ドイツのオーバーハウゼンに位置する非営利団体です。1967年に設立され、戦争や内戦、貧困などで傷ついた子どもたちを支援することを目的としています。主な活動として、医療支援が必要な子どもたちをドイツに連れてきて治療を受けさせることや、彼らが健康を取り戻した後、母国に安全に帰還させることがあります。また、現地での医療支援や教育支援も行っています。
そこで平和についての講義を聞き、戦争によって怪我や病気をおった子供たちと交流しました。
選手たちにとっても国際平和について今一度考える貴重な機会になったことでしょう。

 


【6日目 2/24】

6日目の午前中はU-17ブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルト vs 1.FC ハイデンハイムの試合を観戦に。 同年代のドイツ国内最高峰レベルの試合を観に行くことができた貴重な機会でした。この両チームはこれまでのドイツ遠征の中で行った試合よりも遥かにレベルが高い一戦で、選手たちは同世代の選手たちを目の前にして驚きを隠せない様子でした。
試合は終了間際の劇的弾でフランクフルトが勝利。日本地図の中のみで描いていたサッカー人生の地図を世界規模にしていくためにも重要な試合観戦となりました。


その後は、フランクフルトの市内を観光へ。
ドイツの中でも高層ビルがかなり多いフランクフルトの市場・大聖堂・レーマー広場など多くの場所を訪れました。
日本とは異なる景色を目の前にそれぞれ様々な感想を持っていました。

 


【7日目 2/25】
7日目は、午前中にアイントラハト・フランクフルトのホームスタジアム、ドイチェ・バンク・パークスタジアムツアーを行い、午後はブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルト vs ヴォルフスブルク の試合を観戦に行きました。
アイントラハト・フランクフルトは過去に長谷部選手や鎌田選手を筆頭に高原選手・稲本選手・乾選手なども所属していた日本人にも深い縁のあるクラブです。
そのクラブのホームスタジアムである、ドイチェ・バンク・パークは収容人数58,000人とドイツの中でも大規模なスタジアムです。午前中はそのスタジアムの普段は見ることができない、ロッカールームやベンチ・VIPルームなどを見学することができました。日本ではなかなかできない経験で、況してや日本よりさらに大きく規模感に圧倒されている様子でした。
また、Jリーグクラブではなかなか無いような、チームの歴史を知ることができるミュージアムも見学することができ、大興奮の様子で午後の試合観戦へとうつっていきます。

 

そして午後はついに待ちに待ったブンデスリーガの試合観戦です。
そして、57,000人をも超える大観衆やサポーターによる大声援などなかなか日本では見ることができないような光景に終始目を輝かせていました。
アイントラハト・フランクフルト vs ヴォルフスブルクの一戦はアディショナルタイムの劇的ゴールによってドローで終了。
ゴールの際の大歓声や、選手紹介入場時などの迫力などどれも初めての体験ばかりで選手にとっては一生忘れられない経験になったと思います。

 


【8日目 2/26】

7日間のドイツ遠征もついに最終日。
サッカー部46名(選手44名 スタッフ2名)がフランクフルト国際空港を出発しました。
今回の遠征を通して、日本とのサッカーの違いはもちろんのこと、人々の振る舞いや文化、食事や街の雰囲気などたくさんのことを肌で感じ、学べていただけたと思います! 短い期間ではありましたが、このドイツでの経験や感じたことをこれからの生活や人生に活かしていただければ嬉しく思います!

 

またWFCでは、ドイツ情報、ドイツサッカー情報、留学生情報、ドイツ遠征情報を各種SNSで発信していますので、是非ご覧ください!

X▼
https://twitter.com/wfc2013 

Instagram▼
https://www.instagram.com/world_football_connection_/

Facebook▼
https://www.facebook.com/footballsoccerfussball/

note▼
https://note.com/wfc0621

YouTube▼
https://www.youtube.com/channel/UCmDB3nzWnmCn2ifpLw58ZWA