ニュージーランドはラグビーとクリケットの人気が高いのですが、近年ではサッカーも負けないぐらいファンを獲得してきています。
サッカーに興味を持つ子供も増えており、小学生の段階ではラグビーとクリケットよりも競技人口が多くなっています。オーストラリアがオセアニア地区を脱退した現在、オセアニアでは強豪国としての地位に立っています。2010年W杯予選でニュージーランドがオセアニア王者になり、バーレーンとの大陸間プレーオフを1勝1分で制し、28年ぶり2回目のW杯出場を決めました。この大会ではグループリーグ3位で決勝トーナメントへ進出できなかったものの、スロバキアとイタリア、パラグアイ相手にすべて引き分けに持ち込む展開に。無敗で大会を終え、前評判を大きく上回る結果を残しました。現在の代表選手の多くがニュージーランドで育ち、海外でプロサッカー選手としてプレーしています。2019年にはバイエルン・ミュンヘンに加入した選手も輩出しています。
Auckland United
2020年に設立された、プロ選手育成を目標に作られたアカデミー