はじめに

ドイツのサッカー留学生の多くがプロを目指す上で最初の目的地となるレギオナルリーガ(ドイツ4部リーグ)。このリーグには、ブンデスリーガやブンデスリーガ2部に所属する多くのクラブのセカンドチーム、過去に在籍したクラブ、また、旧東ドイツのトップリーグDDRオーバーリーガに籍を置いたクラブが名を連ねている。このような強豪が名だたる中、WFCサポート選手である山田真史が2020/21シーズンにヴィクトリア・ベルリンと共にプロの舞台3.リーガ(3部リーグ)へと昇格を果たし、現在ではFCギーセンに所属する武原龍之介がしのぎを削っている。今回はプロを目指す上で通過点となるレギオナルリーガについてフォーカスを当てる。


5ブロックに区分けされるレギオナルリーガ

レギオナルリーガは5つの地域・ブロックに区分けされている。WFCのサポート選手である武原龍之介が所属するFCギーセンが名を連ねるSüdwestをはじめ、Bayern、West、Nord、Nordostの各リーグの優勝チームの内4チームが3.リーガへの切符を手にする。




2021/22シーズン格地域リーグ方式

毎年、各リーグにはおよそ18~20チームが所属し、総当たりで行われるが、今シーズンのNordはコロナウイルスの影響もあり、試合数を抑える為にNord staffel Nord(北部)とNord staffel Süd(南部)と2グループ10チーム・11チームに分けて行われ、北部の5チームと南部の6チームでMeisterrunde(チャンピオンシップラウンド)を戦い、優勝チームを決める。各ブロックの優勝チームの内3チームが3.Ligaへ自動昇格、2チームが昇格を懸けてプレーオフを戦う。この自動昇格・プレーオフに関しては2020年3月6日にDFBの総会で話し合われ、2022/23シーズンまでの枠が取り決められた。今シーズンはSüdwest、Bayern、Westからは自動昇格。Nord、Nordostは昇格プレーオフに回り、勝者が3.Ligaへの挑戦権を獲る。



 

終わりに

ドイツサッカーの面白いところはトップリーグであるブンデスリーガ、ブンデスリーガ2部だけではない。3.リーガ昇格を目指し、熱い戦いが繰り広げるレギオナルリーガ。WFCサポート選手の武原龍之介をはじめ、多くの選手がプロへ這い上がろうと日々精進している。今後はそんな彼らの姿にも是非注目してほしい。

 

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