第4回ドイツ人による実践で使えるドイツ語トレーニングが行われました。
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これは留学生達がドイツに来て最初に当たる大きな壁“言葉の壁”を乗り越えるため、語学学校では学ぶことのできない
実際に練習や試合で使われるドイツ語
をドイツ人監督に毎回テーマを決めてもらい実際に練習を行いながら学びます。
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今回のテーマは “実際に指示を出してみよう” です。
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第2、3回の練習で行われた “プレスのかけ方とかける位置” 。
第4回の今回はその指示を実際に使って “味方を動かす” 事と、“指示を聞いてプレスをかける”事を行いました。
前回までの練習でも書きましたが、指示を正しく理解できなければ、“どこから寄せるのか”、“どこに追い込むのか”が分かりません。さらに“どこに追い込ませるのか”が分からないので指示を出すこともできません。そうなればチームは機能しませんし、結果チームからの信頼を得ることはできません。
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練習メニューは
1.ウォーミングアップ
2.プレスの指示練習
3.パス練習
4.シュート練習
5.ハーフコートゲーム
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“単語を覚えて頭にある事”と、“実際に流れの中で使える”という事は違います。
今回も攻撃陣はゆっくりボールを動かしているにも関わらず上手く言えない、言葉が出てこない。更には、ちゃんと分かっているのに指示となると正しいか不安になる、口ごもる。そうこうしているうちにプレーは進み統率されない守備のまま失点に繋がります。いちいち頭で考えるから不安になります。先ずは口に出して使ってみます。
そして、間違っていたら監督、コーチ、チームが助けてくれます。
そうすれば次同じような局面になれば正しい指示を出す事が出来ます。“難しく考えず軽く先ずはやってみよう”。
海外ではサッカー面、生活面とどの場面でもこのようなスタンスは重要だと思います。