留学するにあたって、また留学をする子供の親御様など気になるのは異国の地での生活費問題。

なかには、一人暮らしの経験、一人暮らしをさせたことがないから心配な親御様も多いと思います。

そこで今回は2名のWFCサポート選手から1ヶ月にかかる生活費を調査しました。

A選手はドイツ3年目で仕事をしている選手、B選手は語学学校に通っているドイツ1年目の選手です。

本題に入る前にドイツのまず物価について見ていきましょう。(1€=131円 10/30時点)

まずは飲料水からです。

水 0.19€/1.5L

 

コーラ 1.75€/2L

水はスーパーで1.5L 0.19€(約27円)で売られており、日本ではコンビニで買うと大体2L 100円程で売られています。

またコーラなどはご覧の通り海外サイズの2Lが2€(約262円)以下で売られており、日本の1.5Lサイズの値段とあまり変らないぐらいで売られています。(セールの日は2L 1.2€で売られています)

 

次は日本にはないスーパー文化を見ていきましょう。

この様にドイツでは赤いパーセントの書いてある値札がスーパーのいたるところにあります。

これは週毎に変わるセール商品です。賞費期限が近いという理由ではなく、通常の値段の何割か安くなり、中には半額になっている商品もあります。

目玉商品のように販売されるのです。これを逃してはいけません。

毎週何がセールになっているかチェックし、安い時にまとめ買いするのがオススメです。

日本にはない文化の1つです。

 

食品の物価については最後になりますが、高校生、大学生にもなれば1度は行ったことがある牛丼チェーン店やファーストフードなどについてです。

ご飯に困った時、作る気力がない時、どこにでもあり安くてお腹がいっぱいになるお店、そんな学生の味方はドイツにはあまりありません。

でも、マクドナルドはあるよね?と思ったそこのあなた。

ドイツにもマクドナルドはあります。

しかし、日本に比べて割高になります。

日本だとセットは大体500~600円ですが、ドイツは1000円弱かかってきます。

また、日本レストランやアジアレストランは沢山ありますが、月に何回も行ける値段ではありません。

ですので、実際にスーパーに行き、節約できるところはしていかなければなりません。

さて、ドイツの物価について学んだところで本題に入っていきましょう。

 

 

A選手とB選手の1ヶ月にかかる生活費をそれぞれグラフとなっています。

1ヶ月間の支出はA選手は合計1,015€(約132,965円)で、B選手は合計785€(約102,835円)となっています。

しかし、これだけを見て具体的にどんな生活レベルなのか、どれくらいの自由をしているのか理解するのが難しいので一つ一つ比較しながら説明していきます。

 

※家は基本的にWFCが用意しており、家賃は300〜500€/月(約39,300〜65,500円)ですので、ここでは省略させていただきます。

 

『食費』

留学生はプロサッカー選手を目指しているのでコンディションを落としてはいけません。

食事はコンディションに直結するのでどの選手も気に掛けています。とは言え、高いのを買えば良いという問題でもなく、特に1年目なら貯金や仕送りという限られたお金の中で遣り繰りしていかなければなりません。

2人の選手はたまたまですが1ヶ月にかかった食費は200€(約26,200円)でした。

簡単に計算すると1日3食30日として1回あたりの食事は300円程です。

決して、贅沢しているとは言えない数字となっています。

実際に買っている物を1部写真で紹介します。


バナナ 1.69€/kg

 

パン 0.99€

 

ヨーグルト 0.59€

 

バナナは1kg、1.69€(約221円)でパーセントの値札があるので通常より安くで買え、またパンは1斤0.99€(約130円)、ヨーグルトは0.59€(約77円)とどれも1€以下の価格となっており日本だと考えれないと思います。(セールの週によってヨーグルトは0.30€以下になります)

この様に自分の好みの物でお手頃な値段の商品を見つけて買い物上手を目指していきましょう。

また、取り組みとしてWFCではサポート選手限定で栄養講座も行っていますので自分にどれだけストイックになり、何を吸収し、私生活にどう落とし込むか工夫が重要となってきます。

   

 

『交通費』

交通費は学校に通っている選手なら家から学校までの往復、働いている選手なら家から職場など当たり前にあります。

また週数回の自チームの練習場への往復など電車、バスは必ずと言ってい良い程、利用します。

またチームや勤務先によっては支給される場合などもあります。

交通費自体、日本と比べドイツは少し割高なので定期など買い方次第で安い場合があるので、自分の行動範囲に合ったものを見つけましょう。

尚、フランクフルト中心街は一律2.75€(約360円)と決まっています。

選手によって異なりますが、自転車を購入し全て自転車行動する選手もいます。(自転車は日本よりも高く、フランクフルトなどの大きい街だと盗難なども非常に多いです。)

  

 

『娯楽』

娯楽と表記していますが、服、靴などの欲しい物、趣味、友達と遊んだ時にかかるお金の事です。

毎日毎日切り詰めた生活もいいですがリフレッシュも大事です。

ここが1番差がでます。

現にB選手は一銭も使ってませんし、たくさん使う選手もいます。

沢山使うのが良くないのではなく、計画性が求められるという事です。

 

『その他』

その他では、生活する上で必要な消耗品であったりにかかるお金です。

また、チームにジムがない選手は週2〜3回の練習の他に自主的にジムに通うのでそこで料金も含まれます。場所によって料金設定は異なりますが、1ヶ月の平均20~50€(約2,620~6,550円)ぐらいです。

プロテイン、怪我した場合の治療費などこれも選手によって毎月異なってきます。

1つ1つ比較しながら2名の選手の1ヶ月にかかる生活費を見ていきましたが、ご覧の通りそれぞれの環境、性格などあり人によって異なります。

ですので一概には言えませんが、ドイツだから一人暮らしだからといって沢山の支出があるわけではないので自分にあった生活レベルを探し、より良い生活をしサッカーに繋げていきましょう。

 

 

 

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