第2回ドイツ人による実践で使えるドイツ語トレーニングが行われました。
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これは留学生達がドイツに来て最初に当たる大きな壁“言葉の壁”を乗り越えるため、語学学校では学ぶことのできない
実際に練習や試合で使われるドイツ語
を、ドイツ人監督に毎回テーマを決めてもらい実際に練習を行いながら学びます。
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今回のテーマは“前線からのプレス”です。
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今日のサッカーでは前線からのプレスというのはどこのチームでも行います。
しかし、その指示を正しく理解できなければ、“どこから寄せるのか”、“どこに追い込むのか”が分かりません。
さらに“どこに追い込ませるのか”が分からないので指示を出すこともできません。そうなればチームは機能しませんし、結果チームからの信頼を得ることはできません。
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そして、今回の練習で使われた言葉は主にこれらの3種類です。
“Druck” “Pressing” “Draufshieben” “Draufgehen”
これらの単語は主に“そこからプレッシャーをかけろ!!”という時に使われます。
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“lenken” “nach links lenken”
Lenkenとは“操縦する、向ける”という意味ですが試合中には方向などと一緒に“左サイドに追い込め!!”というように使われます。
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“jagen”
Jagenとは“追いかける、狩る、撃つ”というような意味ですが試合中ではプレスを交わされた後に
“(後ろから相手に向かって)追い続けろ!!”というよう使われます。
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1.ウォーミングアップ
2.パス練習
3.シュート練習
4.テーマの確認と指示練習
5.ハーフコートゲーム
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実戦形式の練習になるとまだまだ自然にドイツ語が出てこずプレーが遅れる場面が多く見受けられます。
それでも最初は意識して使い続ける事で徐々に上達してくると思います。