先日WFC公式YouTubeチャンネルにて行った、「ドイツ住みサッカー選手のお金事情は? 」の様子をまとめたものをブログでご紹介。生活費やサッカー
弊社では2026年現在40名超の選手をサポートしています。ドイツ長期留学を検討している方はぜひご覧ください。

【プロフィール】

武田 海人 Kaito Takeda

◼︎選手情報
【生年月日】2000年9月30日(25歳)
【身長 / 体重】182cm / 76kg
【利き足】右
【ポジション】CB,SB
【所属チーム】SC Dortelweil (ドイツ6部)

◼︎経歴
・国見高校(長崎)
・近畿大学(大阪)
・FC Germ. Okriftel(ドイツ7部)

 

― ドイツ挑戦の理由、6部リーグのリアル、そしてこれから ―

Q. ドイツに来ようと決めたきっかけは何ですか?

大学時代、ちょうどコロナ禍と怪我が重なり、3・4年生のときはほとんど満足にプレーできませんでした。卒業を控え、「就職するか、サッカーを続けるか」で本当に悩みました。ただ、自分の中に「まだやりきれていない」という感覚があったんです。「もう少しいけるんじゃないか」という葛藤がずっと残っていました。そんなとき、大学の監督がWFCの社長と繋がりがあり、紹介していただいたことがきっかけで、「よし、ドイツに行こう」と決断しました。

 

Q. 実際にドイツに来て感じたギャップは?

やはり一番大きかったのは言葉の壁です。1年目は「どうせ分からないし」と割り切っていましたが、チームに溶け込もうとすると、やはりコミュニケーションの難しさを感じる場面は多くありました。幸いチームメイトは優しく接してくれましたが、それでも言語の壁は確実に存在していました。

 

Q. ドイツ6部リーグの給料事情はどのようなものですか?

6部リーグでは、給料は主に以下の3つに分かれています。
• 固定給
• 出場給
• 勝利給

勝利給は「勝ち点 × 金額」という形で計算されます。例えば1ポイントあたり30€程度。出場給は30〜60€ほど。試合に出場し、チームが勝利すると、1試合あたり合計で100€前後になることもあります。月平均4試合とすると、サッカーの収入はおよそ月7万円弱ほどになります。

ただし、
• クラブ会員費
• 洗濯代
• フィジオ代

などが少しずつ差し引かれます。また、公式戦期間のみ支給され、試合に出場しなければ収入はありません。練習着は現在は支給されています(チームによっては貸与の場合もあります)。

 

Q. 生活費はどのくらいかかりますか?

現在はドイツのお寿司屋さんで週4日働いています。月曜から木曜、7時から16時まで勤務しています。時給は最低賃金で約14€(約2,500円)。月120時間ほど働き、サッカー収入と合わせると、良い月で約40万円ほどになります。

主な生活費は
• 家賃
• 食費
• 交通費
• ジム代
• 携帯代

家賃が最も高く、月18万円ほど(現在は2人で折半し約9万円)。今はドイツ生まれのロシア人の彼女と暮らしています。頑張れば月1,000€ほど貯金できる状況です。

 

Q. 仕事はどのように見つけましたか?

求人を見つけて、自分から直接お店に行き交渉しました。現在の職場はサッカーへの理解があり、金・土・日は休みにしてもらっています。仕事ではドイツ語を多く使うため、語学力もかなり向上しました。現在はB1資格を取得しています。

 

Q. ドイツ生活で大変だったことは?

一番大変だったのは引越しと住居探しです。ドイツでは敷金が家賃の3ヶ月分必要な場合が多く、最初の月はそれに加えて家賃も支払うため、大きな出費になります。

また、
• キッチンが備え付けでない物件も多い
• 給与証明などの審査が厳しい
• ドイツ語や英語ができないと厳しい

など、家探しはかなりハードルが高いと感じました。

 ※WFCでは住居探しのサポートあり

 

Q. 日本とドイツの生活の違いは?

給料は日本より良いかもしれませんが、物価も高いです。特に外食はかなり高額になります。一方で、交通費は安く、「ドイチェランドチケット」という月63€で公共交通機関が乗り放題の制度があります。これは非常に助かっています。

 

Q. サッカーの今後についてはどう考えていますか?

18年間、ずっと上を目指してサッカーを続けてきました。最近は、「これからどうするか」を考えることが増えました。お金というよりも、「自分は次に何に熱中できるのか」という不安です。つい最近まではかなり焦っていました。しかし、ふと考えたとき、「自分はなぜサッカーを始めたんだろう」と思ったんです。最初からプロになりたくて始めたわけではありませんでした。サッカーを続ける中で夢が生まれ、目標ができました。だからこそ今も、無理に焦らなくてもいいのかなと思えるようになりました。今はお寿司屋さんで働きながら、将来的に飲食に関わる仕事も視野に入れています。

 

Q. ドイツで挑戦して良かったと思うことは?

間違いなく、視野が広がったことです。日本にいたら出会えなかった人たち、触れられなかった価値観、異なる文化の中での生活。ドイツで生活したことで、日本の良さにも改めて気づくことができました。サッカーのセカンドキャリアを考える時期ではありますが、この経験は確実に自分の財産になっています。

 

YouTubeライブ 「ドイツ住みサッカー選手のお金事情は?」 アーカイブ

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