1月5日(水)、山田真史が所属するドイツ3部のViktoria Berlinは昨季1部で日本代表FW大迫勇也(現ヴィッセル神戸)が在籍していた名門Werder Bremenとテストマッチを行った。かつて山田は2017/18シーズンにBremenの3軍に相当するBremen U-21(5部)に在籍しており、古巣のトップチームとの対戦となった。試合後には「元所属チームと言うこともあっていつもと少し違う高揚感みたいなのがあった」と話すように特別な思いでこの日を迎えた。年内最後のリーグ戦で3部初のスタメン出場を果たし、高いパフォーマンスを披露した山田はこの日もスタメン出場を果たす。テストマッチとはいえブンデス2部との試合でアピールをしたい山田だったが、Bremenが優位に試合を進める。15分、Bremenに先制点を許してしまう。その後もなかなか反撃をすることが出来ず迎えた37分。味方DFがエリア内で相手を倒し、PKを献上。これを冷静に決められスコアは0-2となり2点のビハインドを追う。その後も主導権を握られ前半終了間際の45分にも、ゴールを許してしまい0-3で前半を折り返す。後半はアグレッシブな守備で対応し、反撃の糸口を探す。しかし、昨季ブンデス1部クラブのゴールを最後までこじ開けることができず、0-3で試合終了。力の差を見せつけられる結果となってしまった。それでも山田は早いプレスの中で冷静にパスを繋ぐなど、リーグ後半戦に向けてアピール。試合後には「1番感じたのは状況判断の速さと準備の良さ。個々の技術では劣っているわけでは無かったが、当たり前にボールを受ける時・前の準備、そこからの判断の速さ、その差が結果に出たのかなと思う。ブンデス2部との試合で感じたことをこれからの練習で意識していくことで、自分自身のプレーの無駄を省き、質を高めていけると思う。」とコメントし、後半戦に向けて準備を行う。2022年は1月16日からリーグ戦が再開する。今後の山田の活躍に期待がかかる。
山田 真史 Shinji Yamada
(Viktoria Berlin)
【試合】
テストマッチ
【結果】
SV Werder Bremen 3 – 0 Viktoria Berlin
前半 3-0
後半 0-0
【出場】
フル出場
– (古巣の)ブレーメン戦を振り返ってみて –
「冬休み明けでチーム的にも万全のコンディションでは無かったが、今回のテストマッチは元所属チームと言うこともあっていつもと少し違う高揚感みたいなのがあった。1番感じたのは状況判断の速さと準備の良さ。個々の技術では劣っているわけでは無かったが、当たり前にボールを受ける時・前の準備、そこからの判断の速さ、その差が結果に出たのかなと思う。今回、休み明け一発目でブンデス2部の実力に触れて、感じ取ったことをこれからの練習で意識していくことで、自分自身のプレーの無駄を省き、質を高めていけると思う。まだまだ自分自身これからなので後期リーグではもっと積極的に攻守に渡って活躍したい。そのための準備を残りの期間でしっかりとしていきたいと思う。」
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