第3回ドイツ人による実践で使えるドイツ語トレーニングが行われました。
.
これは留学生達がドイツに来て最初に当たる大きな壁“言葉の壁”を乗り越えるため、語学学校では学ぶことのできない
実際に練習や試合で使われるドイツ語
を、ドイツ人監督に毎回テーマを決めてもらい実際に練習を行いながら学びます。
.
今回のテーマは“プレスをかける位置”です。
.
前回の練習では前線からのプレスというのをやりました。
しかし、90分間通して前線からプレスをかける事はできません。試合中には時間帯や状況を見て低い位置にブロックを形成することも必要になります。
そのような時に“どの位置からプレスをかけるのか”や“相手を遅らせる守備”という事を理解しなければいけません。
.
そして、今回の練習で使われた言葉は主にこれらの3種類です。
“Angriffspressing” “Mittelfeldpressing” “Abwehrpressing”
この3つはそれぞれフィールドを3分割し、それぞれ “高い位置からのプレス” “中盤からのプレス” “自陣からのプレス” という事を意味します。
.
“Kommt hinter dem Ball”
これは前回学んだ“jagen:(交わされた後に相手を)追いかける”とは逆で “ボールより後ろへ来い!!”
つまり、“(相手ではなく後ろに)戻ってこい!!”という事を意味します。
.
“Fallen lassen”
これは状況によって使われる意味が2つあります。
1つ目は良い位置で相手と競り合った時などに“倒れておけ!!”
つまり、“ファールをもらえ!!”という意味で使われます。
そして、2つ目は“(低い位置まで)落ちてこい!!”という意味です。
今回はこの2つ目の意味で使います。
.
練習メニューは
1.ウォーミングアップ
2.パス練習
3.シュート練習
4.テーマの確認と指示練習
5.ハーフコートゲーム
.
前回の練習より積極的に自分たちからドイツ語で指示を出したり、盛り上げる声が見受けられました。
この短期間でも継続することで少しずつ成長しています。