はじめに

滋賀県国体選抜候補である滋賀県トレセンU14が3月21日〜27日の約1週間、チーム強化ででドイツに来ました!
今回の遠征ではブンデスリーガで育成に定評にあるシャルケや昨季ブンデスリーガ1部所属のダルムシュタットのジュニアユースチームをはじめ、街クラブと親善試合を行ったり、ドイツ代表の試合観戦を行いました。
今回はドイツ遠征の様子をご紹介。

それでは、遠征の様子をご紹介していきます!

【ドイツ遠征内容】

ブンデスリーガユースと練習試合
 – vs FC Schalke 04
 - vs SV Darmstadt 98

●街クラブユースと練習試合
 -フランクフルト選抜U15

●国際親善試合観戦
 - ドイツ vs オランダ

●ドイツ観光
 - フランクフルト市内

●ドイツ平和村訪問

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滋賀U14トレセン ドイツ遠征【短編】

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滋賀トレセンU14ドイツ遠征 【長編】

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【1日目 3/21】

滋賀県国体選抜候補のメンバー24名がフランクフルト空港に到着。夜の到着であったため、ホテルに到着後すぐに夕食をとり、就寝。翌日から始まるドイツ遠征での連戦に備えます。

 

 

【2日目 3/22】

長旅から一夜明けた2日目は1.FC-TSG Königstein U14との対戦。1.FC-TSG Königsteinは、ブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトと育成提携を結んでいる、育成に定評のあるチームです。そのチームのU14チームと対戦。そんなチーム相手に前日の両距離移動を感じさせないパフォーマンスを発揮し、得点を量産し完勝。翌日からの強豪チームとの対戦に向けて弾みを付けました。

 

 

【3日目 3/23】

3日目は午前中に練習を行い、午後にフランクフルト市内を観光しました。この日は遠征中に唯一試合を行わない日で、ドイツの街を堪能しました。午前中に翌日からの試合に向けてチームでトレーニングでトレーニングを行いました。その後午後はフランクフルト観光へ。ドイツの中でも高層ビルがかなり多いフランクフルトの市場・大聖堂・レーマー広場など多くの場所を訪れました。日本とは異なる景色を目の前にそれぞれ様々な感想を持っていました。またこの日は数少ない電車での移動日であったため、改札がないことや電車に落書きがされていることなど日本では考えられないようなことを目の当たりにして、選手はもちろん、指導者の方々も驚きを隠せない様子でした。また、夕食ではドイツ名物であるシュバイネハクセを堪能。日本ではなかなか食べることができないようなボリューミーなお肉にかぶりついていました。

 

 

 

 

【4日目 3/24】

4日目はシャルケU14と対戦し、その後国際平和村へ行きました。朝ホテルを出発し、シャルケに移動。シャルケのトレーニング施設にて、シャルケU14と対戦しました。シャルケは、言わずもがな内田篤人選手や吉田麻也選手などの日本人選手も所属していた強豪チームです。ドイツ国内でも、ノイアーやエジル、サネなどの有名選手を排出しており育成に定評のあるチームです。そのU14チームと対戦し、要所要所で苦戦するも効率良い攻撃をし、勝利。ドイツ遠征2戦目も最高の試合内容で勝利を収めました。

その後バスでドイツ国際平和村へ移動。ドイツ国際平和村(Deutsche Friedensdorf)は、ドイツのオーバーハウゼンに位置する非営利団体です。1967年に設立され、戦争や内戦、貧困などで傷ついた子どもたちを支援することを目的としています。主な活動として、医療支援が必要な子どもたちをドイツに連れてきて治療を受けさせることや、彼らが健康を取り戻した後、母国に安全に帰還させることがあります。また、現地での医療支援や教育支援も行っています。そこで平和についての講義を聞き、戦争によって怪我や病気をおった子供たちと交流しました。選手たちにとっても国際平和について今一度考える貴重な機会になったことでしょう。

 

 

【5日目 3/25】

5日目は午前中にトレーニングを行い、夜にフランクフルト選抜U15との試合を行いました。フランクフルトのクラブから集められた精鋭たちを相手に前半から圧倒します。体格では、一回りも二回りも大きい相手でしたが、テクニックや連携プレーで相手を凌駕し、得点を重ねていきます。結果的にはこの試合でも大量得点で快勝し、翌日の本遠征最終試合であり本遠征で1番の強豪相手の試合に向けて良い準備ができました。


 

 

【6日目 3/26】

6日目の午前中は昨シーズンにトップチームがブンデスリーガに所属していた、SVダルムシュタットU15と対戦し、夜にはドイツvsオランダの国際親善試合を観戦に。対戦相手のダルムシュタットには世代別ドイツ代表が複数名在籍して、同年代のドイツトップリーグに属している強豪クラブです。そんなチームを相手にも一切怯まず前半から挑みます。試合は膠着した展開が続きますが、僅差で勝利。このドイツ遠征を全勝という最高の結果で締めくくりました。

 

ドイツ遠征最終戦を終えて、夜はドイツvsオランダの強豪国同士の試合を観戦にいきました。舞台はアイントラハト・フランクフルトのホームスタジアムでもある、ヴァルトシュタディオン。観客は58,000人という満員の中で行われました。ブンデスリーガとはまた違い、国と国をかけた戦いという両国の熱いサポーターが集まる中で試合は行われました。両国とも言わずもがな有名選手が多くスタメンを飾りました。試合はオランダが先制するもドイツが前半で追いつき、フュルクルクの終盤劇的ゴールでドイツが2-1で勝利。ドイツが自国開催のEURO2024に向けて復調の兆しを見せました。選手たちはなかなか見ることができない、世界トップレベルの選手たちを目の前に大興奮。一生に一度の貴重な経験となりました。いつか日本代表となり、この舞台で強豪国と対戦する選手が出てくると私たちも嬉しいです。

 

 

【7日目 3/27】

7日間のドイツ遠征もついに最終日。滋賀県国体選抜候補のメンバー24名がフランクフルト国際空港を出発しました。今回の遠征を通して、日本とのサッカーの違いはもちろんのこと、人々の振る舞いや文化、食事や街の雰囲気などたくさんのことを肌で感じ、学べていただけたと思います! 短い期間ではありましたが、このドイツでの経験や感じたことをこれからの生活や人生に活かしていただければ嬉しく思います!

 

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