2017年9月5日(火)〜9月11日(月)
2017年理学療法士ツアー を開催しました!!
ブンデスリーガは5大リーグのひとつです。その世界最高峰のサッカーにはもちろん世界トップクラスの選手がプレーをしていますが、その選手たちを支えるの環境、人々も世界トップクラスと言えるでしょう。
そんな中、今回は理学療法士にスポットを当て、ドイツサッカーを支えるフィジオ、また地域の人々の支えになっているリハビリ・トレーニング施設、老人ホームやデイケアなどの施設を訪問し、日本との違い、ドイツの現場を体感できるツアーを開催しました。
アイントラハト・フランクフルトの黒川氏とのディスカッション!!
日本代表の長谷部選手が所属するアイントラハト・フランクフルトには、現在のブンデスリーガで唯一の日本人フィジオとして活躍する黒川氏がいます。日本人でありながらドイツサッカーでフィジオとし活躍し、現場の事情を知る黒川氏との時間はとて も有意義で興味深いものでした。
環境や選手の身体、要望などの日本との違い。現場での役割分担など。また技術や知識以外に求められるもの、大切にしていることなど様々な話を聞かせてもらうことができました。
元アイントラハト・フランクフルトのフィジオ:ダニエル氏の診療所訪問!!
元アイントラハト・フランクフルトのフィジオであり、現在は自ら診療所を開業し、サッカー選手や一般の方への治療やリハビリなどを行なっています。
この日は、膝を手術した選手のリハビリを見学させてもらうことができました。リハビリ後にはディスカッショの時間もあり、トレーニングの意図や注意すること、日頃から意識していることなど話を聞かせてもらいました。
現地のデイケア、老人ホームを訪問
そして、ドイツで開業をし、活躍されている石川氏の治療所訪問!!
ドイツにも日本にもデイケアや老人ホームは存在します。ただし、その現場や特徴、目的は同じでしょうか。今回は施設見学と働いている方から実際の仕事などについて話しを聞かせてもらいました。
ドイツのセラピストは開業権があります。このことは多くのプロスポーツの分野においても重宝されています。訪問させてもらった石川氏は、ドイツ医療マーサージ、ドイツ理学療法士、ドイツリンパドレナージュ治療師、日本指圧、鍼灸などの資格を持ち、現地で活躍されている数少ない日本人の一人です。
最後は、ブンデスリーガ観戦!! マインツ対レバークーレンの試合を観戦しました。武藤選手、スタメン出場、同点ゴールとなる今期リーグ初ゴール!!サッカーにおいても治療や施設においても現地に行き、雰囲気を感じ、現場の話を聞くことは、何事にも変えられない貴重な経験になったと思います。