友人の鈴木武蔵の試合観戦でベルギーへ【欧州試合観戦記】

12月下旬、ドイツで挑戦を続ける幸野志有人は同じヨーロッパで戦っているとある人物を訪れた。その人物とは、ベルギー1部リーグ・ベールスホットでプレーする日本代表FWの鈴木武蔵である。実は同年代の2人はアンダー世代の日本代表で共に日の丸を背負い、2018年にはV・ファーレン長崎で共にプレー。幸野は12月18日にベルギーのアントワープ(ベールスホットの本拠地)で行われたベールスホットvsオーステンデの試合を訪れた。試合前からスタジアム周辺ではベールスホットの熱狂的なサポーターたちが盛り上がりを見せており、幸野を見たサポーターたちが「Musashi! Musashi!」と応援コールをし、そのサポーターたちと記念写真を撮った。熱狂的なサポーターを目の当たりにした幸野は「この雰囲気の中でゴールを決めて欲しい。非常に楽しみ」と話し、友人のゴールに期待を寄せた。スタメン入りを果たした鈴木は試合観戦に訪れた友人の前でゴールを決めるべく果敢にゴールを目指す。しかし、ホームのベールスホットはここまでリーグ最下位と厳しい戦いが続き、この試合も守備の時間が多くなる。スコアレスで前半終了と思われた41分に先制点を許してしまい、直後の42分にも追加点を許し2点のビハインドで前半を折り返す。流れを変えたいベールスホットはハーフタイムに鈴木を含む3枚を交代する。後半はスコアは動かず0-2で試合終了。前半のみのプレーとなってしまい、悔しい形で交代となった鈴木だったが、幸野はヨーロッパの1部でプレーする友人に刺激を受けた様子。試合後には約1年ぶりに再会し、食事を共にした。次回は「鈴木武蔵とベルギーの街を散策。」乞うご期待。