ブンデス2部の平田舞が決勝ゴールで残留に貢献

写真：Eintracht Frankfurt Frauen Official Twitter

6月6日(日)、女子ブンデスリーガ2部のリーグ最終節が行われ、平田舞が所属するフランクフルトⅡはホームで難敵バイエルン・ミュンヘンⅡと激突。ここまでリーグ３連勝中と好調のフランクフルトだが、入替戦圏内に位置しこの最終節引き分け以下で2部入替戦となるため、絶対に落とせない試合となった。一方バイエルンは優勝こそ逃しているものの、若手主体のチームで2位と躍動し、4月に行われたフランクフルトⅡとのホームゲームにも2-0で勝利している。残留を懸けたフランクフルトにとっては強敵となるが、お互い1部にトップチームを持つクラブ同士の一戦に注目が集まった。そしてこの試合も平田舞はスターティングメンバーに名を連ね、チームの４連勝、そして2部残留を目指す。そんな中始まった注目の一戦は、17分にスコアが動く。ホームのフランクフルトがゴールをし、待望の先制点を奪う。しかし、21分にバイエルンが同点ゴールを決め、すぐさま試合を振り出しに戻す。その後もお互い追加点を狙うが、スコアは動かず1-1で前半を折り返す。後半に入ると両チームとも動き出す。まずは68分にバイエルンが最初の交代カードをきる。72分にはフランクフルト、77分には両チームが立て続けに交代し、追加点を狙う。しかし、スコアは動かず試合終盤を迎えた86分、試合を動かしたのは1人の日本人だった。チームの主力としてチームを牽引してきたフランクフルトの平田舞が勝ち越しゴール決め、遂にフランクフルトがリードを奪う。そして、1点のリードを守りきり、2-1でホームのフランクフルトが劇的勝利。平田舞の活躍もあり、入替戦圏内から残留圏内に順位を上げ、見事2部の残留を決めた。