はじめに
Vervento京都F.C U14が3月26日(火)〜4月2日(火)の約1週間、海外遠征でドイツに来ました!
今回の遠征ではブンデスリーガのユースチームをはじめ、街クラブと親善試合を行ったり、ドイツで国際大会に出場したり、ドイツ代表対オランダ代表の試合観戦を行いました。
今回はドイツ遠征の様子をご紹介。
それでは、遠征の様子をご紹介していきます!
【ドイツ遠征内容】
・ブンデスリーガユースと練習試合
- vs SV Darmstadt 98
・国際大会に出場(3日間)
-German Football Festival
・街クラブユースと練習試合
– TSG Konigstein U14(アイントラハト ・フランクフルトの育成パートナークラブ)
・国際親善試合観戦
- ドイツ vs オランダ
・ドイツ観光
- フランクフルト市内
- ドレスデン市内
・スタジアムツアー
- Deutsche Bank Park(アイントラハト・フランクフルト ホームスタジアム)
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【〈短編〉ジュニアユースクラブ | ドイツ遠征】Vervento京都F.C. のドイツサッカー遠征
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【〈長編〉ジュニアユースクラブ | ドイツ遠征】Vervent京都F.C. のドイツサッカー遠征
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【1日目 3/26(火)】
Vervento京都F.C U14のメンバー20名がフランクフルト空港に到着。
到着日にドイツvsオランダの国際親善試合があったため、空港からスタジアムへすぐさま移動。
舞台はアイントラハト・フランクフルトのホームスタジアムでもある、ドイチェ・バンク・パーク。観客は58,000人という満員の中で行われました。
ブンデスリーガとはまた違い、国と国をかけた戦いという両国の熱いサポーターが集まる中で試合は行われました。
両国とも言わずもがな有名選手が多くスタメンを飾りました。
試合はオランダが先制するもドイツが前半で追いつき、フュルクルクの終盤劇的ゴールでドイツが2-1で勝利。
ドイツが自国開催のEURO2024に向けて復調の兆しを見せました。
選手たちはなかなか見ることができない、世界トップレベルの選手たちを目の前に大興奮。一生に一度の貴重な経験となりました。
いつか日本代表となり、この舞台で強豪国と対戦する選手が出てくると私たちも嬉しいです。
【2日目 3/27(水)】
長旅から一夜明けた2日目はSV Darmstadt 98との対戦。SV Darmstadt 98はトップチームが昨シーズンまでブンデスリーガに所属していた強豪クラブです。そのチームのU14チームと対戦。
そんなチーム相手に前日の両距離移動を感じさせないパフォーマンスを発揮し、善戦しましたが、惜しくも敗戦。年代別ドイツ代表選手なども名を連ねる強豪相手に、通用している部分、相手の方が勝っている部分など自分たちの現在位置を知ることができた良い機会となりました。
3/30から始まる国際大会に向けて弾みをつけます。
【3日目 3/28(木)】
3日目は、午前中にアイントラハト・フランクフルトのホームスタジアム、ドイチェ・バンク・パークスタジアムツアーを行い、午後はドイツ街クラブとの試合を行いました。
アイントラハト・フランクフルトは過去に長谷部選手や鎌田選手を筆頭に高原選手・稲本選手・乾選手なども所属していた日本人にも深い縁のあるクラブです。
そのクラブのホームスタジアムである、ドイチェ・バンク・パークは収容人数58,000人とドイツの中でも大規模なスタジアムです。午前中はそのスタジアムの普段は見ることができない、ロッカールームやベンチ・VIPルームなどを見学することができました。日本ではなかなかできない経験で、況してや日本よりさらに大きく規模感に圧倒されている様子でした。
また、Jリーグクラブではなかなか無いような、チームの歴史を知ることができるミュージアムも見学することができ、大興奮の様子で午後の試合へとうつっていきます。
午後は1.FC-TSG KönigsteinU14と対戦。Königsteinはブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトと育成提携を結ぶクラブです。今回対戦したU14チームの一つ上の年代のU15チームはドイツ最高峰のリーグに所属するなど、育成年代に定評があるチームです。
試合は僅差ではあったものの、勝利で終えました。2日後から行われる大会での優勝に向けて素晴らしい調整試合となりました。
【4日目 3/29(金)】
4日目は大会参加に向けてフランクフルトからドレスデンに電車で移動。日本でいう新幹線で移動しました。かなり距離が離れている都市ということもあって、5時間ほどかけて移動。
この日は次の日から大会が始まるということもあり、到着後は軽いランニングで調整。その後は次の日からの大会に向けてホテルで休息。優勝を目指してミーティングなどを行いました。
【5日目 3/30(土)】
5日目からは遂に国際大会、「German Football Festival」に挑みます。この大会には開催地であるドイツのチームのみならず、チェコ・オーストリアなど様々な国のチームが集まる、大きな大会です。チームの目標はもちろん大会優勝。そのためにまずは初日にグループリーグ3試合を行います。この大会前にドイツの強豪チームとトレーニングマッチを2試合行っていたため、ドイツサッカーのフィジカル・スピード感には慣れている様子で、この日の3試合を全試合無失点勝利で終えます。この日は3試合を1日に行ったということで疲れもあり、ホテルに戻り休息をとりました。
【6日目 3/31(日)】
6日目は午前中にグループリーグ2試合、午後に決勝トーナメント1試合を行いました。この日もグループリーグは無失点の2連勝で決勝トーナメント進出を果たします。目標である優勝に向けて、残るは2試合。この日の午後にまずは準決勝を戦います。準決勝では序盤は苦戦しますが、なんとか1点をもぎ取り、最後はその1点を守り切り、苦しみながらも勝利。遂に翌日の決勝戦への切符をもぎ取ります。
大会の試合を終えた後に、オーストリア女子1部リーグのFirst Vienna FC U16とトレーニングマッチ。上の年代の女子チームとの試合でなかなか経験したことがない相手でしたが、次の日の決勝に向けて良い調整をすることができました。
試合終了後は束の間の休息。大会期間中にドイツの移動式遊園地「キルメス」がドレスデンにて行われており、そこでリフレッシュをすることに。
日本ではなかなか経験することができない光景を目の前に選手たちは大興奮。本遠征ではサッカーはもちろんのこと、このようにドイツや海外ならではの文化を体感できるということも本遠征における醍醐味だと思います。
【7日目 4/1(月)】
ドイツ遠征も遂に終盤の7日目、3日間にわたる大会も遂に最終日となります。決勝が昼からのキックオフだったということもあり、朝はドレスデン観光。ドレスデンには歴史的建造物が多くあり、まさにヨーロッパに来たことが肌で感じられるような街並みでした。
そして、午後にはついに決勝戦です。ここまで無失点で勝ち上がってきたチームは目標であった優勝に向けてあと1勝。決勝の相手は予選リーグで僅差での勝利で苦戦を強いられたチームです。この試合も一進一退の攻防が続き、両チームとも得点ならずに試合終了。即PK戦となります。PK戦では相手チームが全員ゴールしたのに対して、惜しくも2本失敗。準優勝という結果で大会に幕を閉じることになりました。それでも大会を通して無失点という素晴らしい結果で終えた選手たちはどこか清々しい顔で準優勝トロフィーを受け取っていました。
この日の夜にドレスデンからフランクフルトに電車で移動し、翌日帰路へと着きます。
【8日目 4/2(火)】
8日間のドイツ遠征もついに最終日。
Vervento京都F.C U14のメンバー20名がフランクフルト国際空港を出発しました。
おわりに
今回の遠征を通して、日本とのサッカーの違いはもちろんのこと、人々の振る舞いや文化、食事や街の雰囲気などたくさんのことを肌で感じ、学べていただけたと思います! 短い期間ではありましたが、このドイツでの経験や感じたことをこれからの生活や人生に活かしていただければ嬉しく思います!
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